2021.09.23 睦沢町歴史民俗資料館
はじめまして。HNほうじ茶です。最初のブログです。抜けているところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
最初の千葉散策は、睦沢町にある歴史民俗資料館です。
先日、日本テレビで映画『風立ちぬ』を放送されていて、零戦戦闘機が千葉県にも関係していることを知りました。
ちょうど睦沢町で終戦日(1945.08.15)に墜落した零戦戦闘機についての展示があり、9/26までの展示(12/5まで会期延長)とのことだったので、拝見させていただきました。
場所は、
入場は無料ですが、新型コロナ対策のために受付にて検温・手指の消毒、連絡先の記入があります。
残念ながら館内は撮影禁止でした。
1階は睦沢町で収集された民俗資料が意外と雑然と並べられていました。小学生が授業で町の歴史を学べるような、そんな感じの資料です。
江戸時代の『三山講』の資料があったのは意外でした。三山とは山形県にある出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)のことです。富士山に巡礼する『富士講』と同じような感じですかね。
2階に今回見たかった零戦の破片や墜落して亡くなられた方の遺品などが展示されていました。機体の破片といっても大きいものはありませんでした。おそらく墜落時に軍が早々に回収したためでしょう。
目玉は『九九式二号四型20ミリ機銃』でしょう。上空から真っ逆さまに落ちてきた機銃は縦に地面に突き刺さったようで、地中深くに眠っていました。お隣の大多喜町で発見されました。当時は茂原に海軍の航空基地があって、そこから飛び立った5機の零戦のうちの1機のものだそうです。
零戦のプロペラも展示されていました。こちらは栄町の安食というところで墜落した機体のものだそうです。
貴重な資料を見させていただきました。辛い歴史です。
つたない文章をお読みいただきありがとうございました。